過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」京太郎「その7ですね(裏声)」【龍門渕】
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533: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/09/29(土) 22:48:16.32 ID:1i9qILiV0
なんでそんなハードルあげるんすか(震え声)
>>527シルフェイド系の学園物だっけ?
>>529テーブルとタンスじゃなかったっけ?


京太郎「……」

透華「……お願い、しますわ」

透華「怖いんですの」

透華「一人でいるとまた……っ」

京太郎「……」

目の前で涙を流す透華さんを見て。

俺は。

俺は。

京太郎「……いい、ですよ」

と、そういって。

すぐさま後悔した。

いや、言っておいて後悔するなんてなんて様だ、と思うかもしれないけれど。

透華「本当ですの!?」

京太郎「あ……」

透華「よかった……これで、今日はぐっすり眠れそうですの」

透華「……ふふ」

嬉しそうに微笑む彼女に、訂正することも出来ず。

透華「それじゃ、眠るまでもっと何かして遊びましょう?」

透華「……王様ゲームとか!」

京太郎「間違っても二人でやるゲームじゃないですね」

透華「そうですわね、ふふっ」

こぼれる笑みがどんどん明るくなっていく。

ここで俺が離れたら、と思うと動くことも出来ず。

透華「そうですわ、トランプタワー作りましょう!」

透華「二十段くらいの!」

京太郎「……多分トランプが足りませんね」

透華「ご心配なく……ふふ、私は一度はトランプタワー部を目指した女――」

京太郎「そんな部活どこにあるんですか」

透華「無ければ作ればいいんですわ!」

京太郎「作れたんですか?」

透華「部員が足りませんでしたわ!」

……どうか。

どうか、この話を、そしてこれからの一連を。

……誰も聞いていませんように。


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