過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」京太郎「その7ですね(裏声)」【龍門渕】
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632: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/09/30(日) 00:10:03.72 ID:uTDf28gR0
>>626×で気無い ○出来ない


透華「……で、これから私たちは一緒に寝るんですわよね?」

京太郎「いやなら結構ですが」

透華「再確認ですもの。嬉しいですわ」

透華「私のわがままに付き合ってくれて本当にありがとう、ですの」

てくてく、と並んで俺たちは透華さんの部屋へと向かっていた。

……次第に夜の寒気に、手の平を包んでいた暖気は消えてしまった。

そのまま、あの出来事も消えてしまったらよかったのに。

……いや。

それは彼女の思いを無碍にしてしまうので、一概にそれがよかったとはいえないけれど。

さて、彼女の部屋の前。

何の変哲も無い扉を開けて、あの20段のトランプタワーが迎えてくれる。

――はずだった。

透華「……」

透華「……え?」

京太郎「……」

唖然として言葉も出ない。

別に、タワーが倒れているくらいならなんとも思わない。

しかしこの惨状は。

透華「……なん、ですの……これ?」

クローゼットやタンスは開け放されている。

上に載っていたはずのぬいぐるみは散乱していた。

……もっともひどいことといえば。

透華「私の服が――」

何枚もの服が縦横無尽に切り裂かれていたことだろう。


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