過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」京太郎「その7ですね(裏声)」【龍門渕】
1- 20
832: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/09/30(日) 02:02:31.94 ID:uTDf28gR0
京太郎「……お手柔らかにお願いします」

ハギヨシ「安心してください、生ゴミの腕ですから」

ハギヨシさんはそういって大きく腕を振りかぶった。

そしてそれは迷うことなく俺の胸を狙った。

生まれてこの方、喧嘩なんてしたことが無い。

不良っぽいのはこの頭の色だけだ。

……だから。

初めてのその感覚に、思わず心臓が止まったような感想を持った。

京太郎「が……っ」

京太郎「げほっ! ごほっ!」

ハギヨシ「顔は狙いません、他の方々にばれたら大変でしょうから」

京太郎「……ごほっごほっ!」

ハギヨシ「急所も狙いません、身体を壊しもしません」

ハギヨシ「……悔しいことに、今の彼女達を助けられるのは貴方だけですから」

ハギヨシ「このスーパーウルトラベリーデリシャスハイパー執事をもってしても出来ないことを貴方はできるんです」

ハギヨシ「目は覚めましたか?」

京太郎「……おかげさまで」

ハギヨシ「そうですか、それは結構」

京太郎「……ハギヨシさん」

ハギヨシ「なんでしょうか、もう一本いっときますか?」

京太郎「いえ、俺にだけしか助けられない方がいるように、きっと貴方だけを必要とする人もいるんだろうと思いまして」

ハギヨシ「……」

京太郎「つまり、今日の俺の早朝の仕事をやってもらってもいいでしょうか」

京太郎「俺にはどうやらいかなければいけないところがあるみたいなんで」

ハギヨシ「……了解しました」

京太郎「……ハギヨシさん」

京太郎「ありがとうございます、完全に目が覚めました」

ハギヨシ「……そうですか」

ハギヨシ「それでは、ご武運を」

京太郎「……はい」

……さあ。

行こう。



1、衣の部屋
2、一の部屋
>>836


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/299.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice