過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」京太郎「その7ですね(裏声)」【龍門渕】
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921: ◆tXdh2WZ0lM[sage]
2012/09/30(日) 20:41:06.13 ID:uTDf28gR0
〜エ○本が見つかったぞ!(透華編)〜


彼は今出かけている。

だから私は彼の部屋にやってきた。

透華「……さて、どこに隠れようかしら」

理由は簡単、ただ帰ってきた彼を驚かせたいため。

……いや、本当にそれだけ。

たったそれだけでした。

透華「ふむ……クローゼットの中とかだとすぐばれてしまうかしら……?」

指を顎にあててキョロキョロと辺りを見回す。

そもそもが、余計なものがほとんどない部屋だ。

その真面目なところは見習いたくもあるが。

透華「……楽しいんでしょうか?」

こんな部屋で、独りで、静かに、何をしているんでしょう。

透華「……ま、いいですわ」

そんな空間が楽しいというのならばそれでよし。

もしも楽しくないというのなら、その分、私が楽しませてあげればいいだけです。

……例えば、お話をしたり、例えば、お茶したり。

相手を楽しくさせる方法なんていくつでももっていますわ。

透華「……っと、早くしないと帰ってきますわね」

……うむむ、いい案が思いつきませんわ。

……ああそうだ、ベッドの下なんてどうでしょう。

帰ってきたらこう……ごろごろって出て……ばっ!みたいな

……これですわ!

超目立ちますわ!

透華「そうと決まれば早速――」

透華「……あら、何か入ってますわね」

邪魔ですわ、とりあえず取り出してしまいましょう

ん、と腕を伸ばしてベッドの下にある何かに手を伸ばした。

……雑誌か何か、かしら?

一番下の奴を掴んで引っ張ると、上に載ってるものも全部出てくる。

そうして、露になったそれは――

透華「……」

えっと……そう、それは……まあ、俗に言う……こう……あ、ああいう本でした。





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