115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/02(火) 00:31:02.76 ID:NwwTxeFW0
『こないだ、お前を「特別」って言ったときに気付いたんだ……。
俺は多分、誰より、お前に認められたかったんじゃないかって……』
『あ、あの……あたしね、鳴上くんのことも守ってあげたいなって思う……。
あたしじゃ頼りないかもしれないし、守ってもらう必要なんかないかもだけど……』
『私、今は違う。あの旅館を守りたいって思う……。あそこはやっぱり……私の大切な場所だから……。
鳴上くん、ありがとう。気付けたのはあなたのおかげだと思う』
『周りの目にビビって、シュミ隠したりキョリ置くとかじゃなくて……どんなときでもオレのままのオレを貫いてこうって思ったんスよ!
気付けたの、先輩のおかげっス……サンキューっス!』
『うん……先輩も、分かってたんだ……。
スポットライトに照らされて、もてはやされていた“りせちー”……それもやっぱり“私”で……その“私”を……奪わないでほしかったんだね……』
『でも僕の“いていい意味”は……“事件を解決すること”だけじゃない……。
皆さんやあなたが……僕に、居場所をくれたんだ……』
『センセイ……クマは……センセイを守る。クマ、センセイに命もらったから……センセイが大事だから……。
クマ、ひとりぼっちじゃないね……センセイも、ひとりぼっちじゃないね……』
130Res/74.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。