31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/26(水) 22:34:15.93 ID:znYFhro90
>……奥に見える扉に入ってみよう。
陽介「ここは……うわ、霊安室じゃねえか……!」
>担架に被せられたシーツが膨らんでいる……そして、そのシーツは赤く染まっていた。
千枝「これって……死体……!?」
りせ「うっ……ぉえっ」
>りせが口元を押さえ、俺たちに背を向けてうずくまった。……見ないでおいてやろう。
陽介「? 担架の上になんかあるぞ、日記帳と……うげ、血まみれの人形だ」
>これは……。
『この日がやっと来た。そう、私と君とが出会う日だ。
この薄暗い牢獄の中で、いつも君を思っていた。今日になるまで私は君の名前も君の顔も知らなかった。
でも、わかるんだ。君は私が待っていた人だと。
君もそうだろう? 君も私を待っていた。だから君は私を救いに来てくれたんだ。
ああ、愛しているよ、悠。
この出会いを、この永遠の愛の始まりを記念して私の大切な人形を君にあげたいと思う。ああ、君が喜んでいる姿が目に見えるようだ。
スタンレー・コールマン』
>悠、というのは……。
千枝「鳴上くんのこと……だよね、多分」
>……バカな。誰かに尾行でもされているのだろうか?
りせ「……先輩、こういうのは放っとくに限るよ」
>そ、そうだな。……それにしても誰が……。
陽介「おい悠、他にもなんかあるみたいだぞ。ほらこの棚」
>これは棚と……鍵? どうやら三つ小窓があるが……一度差し込むと抜けないタイプの鍵穴のようだ。
>小窓にはそれぞれ『簡易救急セット×3』『容器に入った赤い液体』『弾薬一箱とハンドガン』が入っている。
千枝「一応どれか取っといたほうがよさそうだよね……」
>ああ。どれを取るべきか……。
>>33
@簡易救急セット×3
A容器に入った赤い液体
B弾薬一箱とハンドガン
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