37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/26(水) 23:25:46.68 ID:znYFhro90
>千枝を注意しておいてなんだが……確かに出て行かないことには先へ進めないだろう。
陽介「おい悠、何言ってんだお前……」
>……出ていってみよう。ここまま待ってたらいつまで経つかわかったもんじゃない。
りせ「先輩……嘘でしょ……?」
>消去法での二者択一だ……危険な選択肢であるのは分かってる。頼む……りせ、分かってくれ。
りせ「……わかった。絶対守ってね、先輩」
>……ああ、任せとけ。
ギィィ…
>扉をゆっくり開けてみる……。
>……!!
陽介「うっ……なんだよあれ……!」
>……三角の被り物をかぶった筋骨隆々の怪物が、大きな鉈のようなものを持ってうろついている……!!
りせ「もうやだ……あんなのとまた戦うの、先輩……!?」
>体躯が今までの怪物の数倍はある……それにあの大鉈だ、鉄パイプごときで勝てるとは思えない……。
>……よく見ると……三角帽子の怪物は、何かを引きずっている……。
千枝「あれって……人間、じゃないの……!?」
>人間……のようだ。引きずった跡が大量の血痕になっていることを考慮すると……もう生きてはいないだろう。
>……引きずられている人間をよく見ると……。
陽介「……嘘だろ……嘘だって言ってくれよ……誰か……」
>死体の顔を見た陽介が、力なく崩れ落ちた。
>三角帽子の怪物が引きずっていた死体は……俺たちの大切な……。
>>39
@雪子
A完二
Bクマ
C直斗
130Res/74.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。