過去ログ - 俺「QBと契約して魔法使いになった」
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◆wI1a.sapXc
[sage saga]
2012/09/28(金) 01:23:32.99 ID:mr3aWGbK0
マミ「まさか魔法使いが本当にいるなんて…QBの言う通りね」
俺「知っているのか、なら話は早い」
俺の考えた策はこうだ。
仲間を何人か増やして集団で黒い魔法少女をリンチにすること。
単独じゃ勝てなくても数の利で攻めれば勝機は確実だ。
戦いは数だよ兄貴。
俺「俺と協力して黒い魔法少女を倒すのに協力してほしい、必要なら報酬も払う」
マミ「……悪いけど貴方とは仲良く出来ないわ」
俺「な……どうしてだ?」
マミ「貴方はグリーフシードを得るためにわざと使い魔を見逃したから
私は正義の魔法少女としてそんな貴方の行動は許せないの」
俺(余計なこと言うなよQB−−−−−−−−−!!)
マミ「じゃあさよなら」
俺「待ってくれ!俺が悪かった!これからは心を入れ替えて戦う だから許してほしい…」
マミ「……本当にそう思ってるの?」
俺「ああ……俺も本当は貴女のように正義の為に戦いたかったんだ
だから手を貸してくれ!頼む……」
初対面のこの女にここまで下手に出るのは苦痛だが
今は少しでも戦力がほしい状況だ、ここはプライドは捨てるべきだ。
それに協力関係は黒い魔法少女を始末するまでの間だけだ。
それまで我慢すればいいだけの話
マミ「分かったわ そこまで言うのなら信用してあげる
ただし魔女退治の時は私と行動を共にしてもらうわよ」
俺「そうか ありがとう こんな俺を信じてくれて……」
マミ「これからよろしくね、私は巴マミ 貴方は…」
俺「俺の名は……俺だ!(簡単に俺を信用するとはちょろいなぁ〜くくっ)」
都合良く協力者が得られた事で俺は、思わず仮面の下でほくそ笑んだ。
俺(今気付いたが巴はかなり胸でかいな……いかんいかん発情してる場合じゃねえ……)
マミ「こんな所で立ち話もなんだし、これから私の家に寄っていかない?」
俺「ああ、お邪魔させてもらうよ」
マミホーム
俺(情け無いぞ俺!女子の部屋に初めて入ったぐらいで動揺するな!)ドキガムネムネ
マミ「紅茶で良かったかな?」
俺「ああ……紅茶は好きだ」ジュルジュル
部屋は綺麗に片付いており、小物が多く正しく女の子の部屋といった感じだった。
その馴れない空間に緊張気味になった俺はこれからの話を振るうことにした。
策略を練るのに集中していれば緊張がほぐれるからだ。
俺「それで黒い魔法少女のことだが……」
マミ「ケーキもどうぞ」
俺「ああ……ケーキも大好きだ、で黒い魔法少女が使っていた魔法だが」
マミ「…………」ジィ〜
興味津々と俺をじいっと見つめながら話を聞くマミ
その距離はテーブル越しで近く、俺の緊張は更に加速した。
魔法使いになり巨大な力を得て、怖いもの知らずな筈なのに
その軟弱な精神に俺は自己嫌悪しながら語り続けた。
俺「……これが俺が知っている黒い魔法少女の特徴だ」
マミ「ありがとう俺、良い参考になったわ」
俺「おっと もうこんな時間か、遅くまで長居して悪かったな」
マミ「気にしなくていいわよ、その……また誘ってもいいかしら?」
俺「ん?……ああ何時でも誘ってくれ」
本音を言えば巴のいる家にはあまりいたくなかった。
巴の俺を見る目はとても優しくて、甘えたくなってしまうからだ。
彼女といればきっと俺は腑抜けになり弱くなるだろう。
そんなのはごめんだ。
黒い魔法少女を始末したら、すぐさま手を切ってやる。
俺は強者として、奪う側として君臨し続けてやる。
俺はマミホームから逃げるように去っていった。
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