120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/10/03(水) 11:15:29.20 ID:X0qTmPMjo
その後は生徒を二人ずつ組みにして、おできを治す簡単な薬を調合させた。
長い黒いマントを翻しながら、スネイプは生徒たちが干しイラクサを計り、ヘビの牙を砕くのを見回った。
どうもお気に入りらしいマルフォイを除いて、ほとんど全員が注意を受けた。
マルフォイが角ナメクジを完璧にゆでたからみんな見るように、とスネイプがそう言った時、
地下牢いっぱいに強烈な緑色の煙が上がり、シューシューという大きな音が広がった。
恭介が、どういうわけか中沢の大鍋を溶かして、ねじれた小さな塊にしてしまい、
こぼれた薬が石の床を伝わって広がり、生徒たちの靴に焼けこげ穴をあけていた。
たちまちクラス中の生徒が椅子の上に避難したが、恭介は大鍋が割れた時にグッショリ薬をかぶってしまい、
腕や足のそこら中に真っ赤なおできが容赦なく噴き出し、痛くてうめき声を上げていた。
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