121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/10/03(水) 11:17:49.46 ID:X0qTmPMjo
「バカ者!」
スネイプが怒鳴り、魔法の杖を一振して、こぼれた薬を取り除いた。
「おおかた、大鍋を火から降ろさないうちに、山嵐の針を入れたんだな?」
恭介はおできが鼻にまで広がってきて、シクシク泣きだした。
それから出し抜けに、恭介の隣で作業をしていたほむらに鉾先を向けた。
「君、暁美、針を入れてはいけないとなぜ言わなかった? 彼が間違えば、自分の方がよく見えると考えたな? スリザリンはもう一点減点」
そんなことをする必要も無くほむらの調合は完璧だった。
あまりに理不尽なので、さやかは言い返そうと口を開きかけたが、
杏子が大鍋の陰でスネイプに見えないようにさやかを小突いた。
「やめたほうがいい」と杏子が小声で言った。
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