142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/10/04(木) 11:05:26.33 ID:Wem+812yo
ハグリッドの手紙の後、杏子には何通かのラブレターが運ばれた。
「来るなら直に来い」と杏子は無視していた。まどかとさやかは感心していた。
ほむらにも手紙が届いてたが、ある日手紙をまとめて破り捨てているのをまどかは見た。
マルフォイはワシミミズクがいつも家から菓子の包みを運んでくるのが得意のようだった。
めんふくろうが恭介のおばあさんからの小さな包みを持ってきた。
恭介はウキウキとそれを開けて、白い煙のようなものが詰まっているように見えるビー玉ぐらいのガラス玉をみんなに見せた。
「『思いだし玉だ』!ばあちゃんは僕が忘れっぽいこと知ってるから――
何か忘れてると、この玉が教えてくれるんだ。見ててごらん。こういうふうにギュッと握るんだよ。もし赤くなったら――あれれ……」
思い出し玉が突然真っ赤に光り出したので、恭介は愕然とした。
「……何かを忘れてるってことなんだけど……」
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