157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/10/05(金) 11:48:36.07 ID:3OBbEyfUo
ウッドは人間だった。フリットウィック先生のクラスから出てきたのはたくましい五年生で、何ごとだろうという顔をしていた。
「三人とも私についていらっしゃい」
そう言うなりマクゴナガル先生はどんどん廊下を歩き出した。ウッドは珍しいものでも見るように二人を見ている。
「お入りなさい」
マクゴナガル先生は人気のない教室を指し示した。中でピーブズが黒板に下品な言葉を書きなぐっていた。
「出ていきなさい、ピーブズ!」
先生に一喝されてピーブズの投げたチョークがゴミ箱に当たり、大きな音をたてた。ピーブズは捨てぜりふを吐きながらスイーッと出ていった。
マクゴナガル先生はその後ろからドアをピシャリと閉めて、二人の方に向きなおった。
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