159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/10/05(金) 11:49:52.15 ID:3OBbEyfUo
ウッドは夢が一挙に実現したという顔をした。
「佐倉、鹿目、クィディッチの試合を見たことがあるかい?」
ウッドの声が興奮している。まどかはうなずき、杏子は首をふった。
「ウッドはグリフィンドール・チームのキャプテンです」
「実にいい体つきだ」
ウッドは二人の回りを歩きながらしげしげ観察している。セクハラか? と杏子は思った。
「ふさわしい箒を持たせないといけませんね、先生――ニンバス2000とか、クリーンスイープの7番なんかがいいですね」
「私からダンブルドア先生に話してみましょう。一年生の規則を曲げられるかどうか。
是が非でも去年よりは強いチームにしなければ。あの最終試合でスリザリンにペシャンコにされて、
私はそれから何週間もセブルス・スネイプの顔をまともに見られませんでしたよ……」
マクゴナガル先生はメガネごしに厳格な目つきで二人を見た。
「二人とも、あなたが厳しい練習を積んでいるという報告を聞きたいものです。さもないと処罰について考え直すかもしれませんよ」
それから突然先生が杏子の方をむいて、にっこりした。
「あなたお父さまがどんなにお喜びになったことか。お父さまは素晴らしい選手でした。鹿目のお母様も素晴らしい選手でした」
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