163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/10/05(金) 11:53:44.78 ID:3OBbEyfUo
マルフォイがいなくなると四人は顔を見合わせた。
「魔法使いの決闘って何だい? アンタがアタシの介添人ってどういうこと?」
「介添人っていうのは、あんたが死んだらかわりにあたしが戦うという意味よ」
すっかり冷めてしまった食べかけのパイをようやく口にいれながら、さやかは気軽に言った。
杏子が訝しげな顔をしたのを見て、さやかはあわててつけ加えた。
「死ぬのは、本当の魔法使い同士の本格的な決闘の場合だけよ。
あんたとマルフォイだったらせいぜい火花をぶつけ合う程度だよ。
二人とも、まだ相手に本当のダメージを与えるような魔法なんて使えない。マルフォイはきっとあんたが断ると思っていたんだよ」
「もしアタシが杖を振っても何も起こらなかったら?」
「杖なんか捨てちゃえ。鼻にパンチを食らわせろー」さやかの意見だ。
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