30:>>26感じ方次第ですが概ね[saga]
2012/09/29(土) 09:38:34.13 ID:Sw3uTU+qo
「グリンゴッツだ」ハグリッドの声がした。
「私とまどかはもうおろしてあるから、先に買い物すませとくね」さやかが言った。
「私も」ほむらが言った。
「分かった三十分後にここで会おう」ハグリッドが答えた。
小さな店の立ち並ぶ中、ひときわ高くそびえる真っ白な建物だった。磨き上げられた扉の両脇に、立っているのは……
「さよう、あれが小鬼だ」
そちらに向かって白い石段を登りながら、ハグリッドがヒソヒソ声で言った。小鬼は杏子より頭一つ小さい。
浅黒い賢そうな顔つきに、先の尖ったあごひげ、それに、なんと手の指と足の先の長いこと。
三人が入り口に進むと、小鬼がお辞儀した。中には二番目の扉がある。今度は銀色の扉で、なにか言葉が刻まれている。
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