過去ログ - 杏子「ホグワーツ?」
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37:べえさんどれだけ望まれているか興味があるのでよかったら言うだけ言ってって下さい。無駄で悪いですが
2012/09/29(土) 09:58:58.92 ID:Sw3uTU+qo
 マダム・マルキンは、藤色ずくめの服を着た、愛想のよい、ずんぐりした魔女だった。

「お嬢ちゃんたち。ホグワーツなの?」

 さやかが口を開きかけたとたん、声をかけてきた。

「全部ここで揃いますよ……もう一人お若い方が丈を合わせているところよ」

 店の奥で、青白い、あごのとがった男の子が踏み台の上に立ち、もう一人の魔女が長い黒いローブをピンで止めていた。
マダム・マルキンはさやかをその隣の踏台に立たせ、頭から長いローブを着せかけ、丈を合わせてピンで留めはじめた。

「やあ、君たちもホグワーツかい?」男の子が声をかけた。

「うん」とさやかとまどかが答えた。杏子とほむらは教科書を眺めていた。

「僕の父は隣で教科書を買ってるし、母はどこかその先で杖を見てる」

 男の子は気だるそうな、気取った話し方をする。


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