41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:04:12.72 ID:Sw3uTU+qo
「でも、君たちの両親も僕らと同族なんだろう?」
「魔法使いと魔女だよ。そういう意味で聞いているんなら」
とさやかが答える。男の子は顎でまどかと杏子に尋ねる。
「私も」とまどか。
「同じく」と杏子。
「他の連中は入学させるべきじゃないと思うよ。そう思わないか? 連中は僕らと同じじゃないんだ。
僕らのやり方がわかるような育ち方をしていないんだ。手紙をもらうまではホグワーツのことだって聞いたこともなかった、
なんてやつもいるんだ。考えられないようなことだよ。入学は昔からの魔法使い名門家族に限るべきだと思うよ。
君たち、家族の姓はなんていうの?」
三人が答える前に、マダム・マルキンが「さあ、終わりましたよ、坊ちゃん」と言った。
男の子は踏台からポンと飛び降りた。会話は終わった。
「じゃ、ホグワーツでまた会おう。たぶんね」と気取った男の子が言った。
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