52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/30(日) 12:32:45.77 ID:eSSveo1wo
「ああ、じいさまそのとおりです」
「いい杖じゃった。あれは。じゃがおまえさんが退学になった時、真っ二つに折られてしもうたのじゃったな?」
オリバンダー老人は急に険しい口調になった。
「いや……あの、折られました、はい」
ハグリッドは足をモジモジさせながら答えた。
「でも、まだ折れた杖を持ってます」
ハグリッドは威勢よく言った。
「じゃが、まさか使ってはおるまいの?」オリバンダー老人はピシャリと言った。
「とんでもない」
ハグリッドはあわてて答えたが、そう言いながらピンクの傘の柄をギュッと強く握りしめたのを杏子は見逃さなかった。
「ふーむ」
オリバンダー老人は探るような目でハグリッドを見た。
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