57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/30(日) 12:43:55.89 ID:eSSveo1wo
杏子は身震いした。ほむらがひとりで杖を選びたいと言ったので、杖の代金に七ガリオンを支払い、オリバンダー老人のお辞儀に送られて四人は店を出た。
しばらくするとほむらも店を出た。
「どんな杖になったの暁美さん?」まどかが聞いた。
「ほむらでいいわ」
「ほむら……ちゃん」
「あぁ、えっと……その……変わった名前だよね」
「い、いや……だから……あのね。変な意味じゃなくてね。その……カ、カッコいいなぁなんて」
「黒檀と不死鳥の羽根三十センチ特徴は……なんでもないわ」
ほむらが答えた。夕暮れ近くの太陽が空に低くかかっていた。
五人はダイアゴン横丁を、元来た道へと歩き、壁を抜けて、もう人気のなくなった「漏れ鍋」に戻った。五人はそこで別れた。
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