93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/10/02(火) 11:04:32.65 ID:lh9psmHso
そして「ブルスロード・ミリセント」は二人目のスリザリン生になった。この寮の連中はどうも感じが悪いとさやかは思った。
まどかはいよいよ決定的に気分が悪くなってきた。また数人が呼ばれた。
まどかは急に恐ろしい考えにとらわれた。ドキドキしているから、そんな考えが浮かんでくるのだ。
どの寮にも選ばれなかったらどうしよう。帽子を目の上までかぶったまま永遠に座り続けている――
ついにマクゴナガル先生がやってきて帽子をぐいと頭から取り上げ、何かの間違いだったから汽車に乗ってお帰りなさい、と言う。もしそうなったらどうしよう?
ヒキガエルに逃げられてばかりいた「カミジョウ・キョウスケ」が呼ばれた。恭介は椅子まで行く途中で転んでしまった。決定にしばらくかかったが、帽子はやっと「グリフィンドール!」と叫んだ。
恭介は帽子をかぶったままかけ出してしまい、爆笑の中をトボトボ戻って椅子に帽子を置いた。
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