過去ログ - アレイスター「超能力者達にバンドを組ませる――『最終計画』だ」土御門「」
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2012/09/28(金) 16:12:23.04 ID:KBr/71350
土御門「それは……」
垣根「それは?」
土御門「……プロデューサーだからだ」
垣根「あ、なんかおつかれ。マジおつかれ」
土御門「一応名刺もあるんだぜい。ほら、受け取れ」スッ
垣根「おう。なになに」
【超能力者最終計画主任・土御門元春】
垣根「……ネーミングセンスねえにも程があるだろ!」ベシッ
土御門「ちなみにそれで『レベル5ラストプランプロデューサー』と読むらしい。あと地面に叩きつけるな、それプラスチック製だから丈夫だけど」
垣根「無駄! 無駄すぎる努力!」ゲシゲシ
土御門「さらに言うとオレは略してバンド計画と呼んでる」
垣根「そっちでいいじゃねえかよ!」ゲシゲシ
土御門「それじゃ、オレもぼちぼち帰るか」スタスタスタ
垣根「おー、また明日なー」フリフリ
ふう、と垣根帝督はため息を吐く。土御門の後姿が見えなくなるまで手を振っている彼はわりと常識人かもしれなかった。
学園都市の技術によって蘇生された体は、以前とまったく同じ感覚だった。
もっとも、学園都市の上層部を全面的に信頼できるほど、垣根は甘い人間ではないのだが。
彼がこうして人の形を再び手に入れた経緯は省くとして、一度失ったものを取り戻した垣根に怖いものなどない。
バンドを組むなら以前のように生かしてやる――そんな提案を彼は熟考した末に受け入れた。
提案の不可解さやリスクをすべて計算したうえで受け入れたのだ。
ただ能力を吐き出す物体と化していた彼にとっては、生身の体を手に入れられることこそ最重要事項だったとも言える。
「……まさか、あいつらとバンド組むはめになるとはな。ここはギターボーカルでリーダーの俺がちゃんとしねえと」
コキコキと肩を回しながら、彼もまた夜の闇へと溶けていく。
ちなみに垣根の中ではすでに自分がリーダーでボーカルでギターという認識がなされているようだが、実際のところは未定である。
第一話・終了
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