101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:43:25.73 ID:acd2hzuCo
 まどか「でも……」 
  
 まどかは少し迷うような表情を浮かべる 
  
 まどか「そうだ。だったらほむらちゃんも一緒にいいかな?」 
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)
2012/09/30(日) 18:43:54.91 ID:acd2hzuCo
 さやか「……わかった。転校生も一緒でいいよ」 
  
 まどか「ありがとう、さやかちゃん。私ちょっとほむらちゃんに伝えてくるね」 
  
 まどかはそう言って転校生のもとへと向かう 
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:44:21.45 ID:acd2hzuCo
 さやか「……」 
  
 ほむら「……」 
  
 まどか「……あぅ」 
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:44:47.44 ID:acd2hzuCo
 さやか「まどか、これ食べる?」 
  
 まどか「あ、ありがとう。あの、出来ればほむらちゃんにも……」 
  
 ほむら「まどか、今日は帰りに私の家に寄って行かない?宿題をみてあげるわ」 
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:45:14.91 ID:acd2hzuCo
 さやか「ねえ、まどか」 
  
 あたしは転校生の事を無視して、まどかに話しかける 
  
 さやか「最近さ、あたし達一緒にいる事がだんだん少なくなってきてるよね」 
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:45:40.49 ID:acd2hzuCo
 まどか「さやかちゃんの言うとおり、私とさやかちゃんは今までいつも一緒だったよね。さやかちゃんは、いつも私の事を守ってくれてたよね」 
  
 まどかはゆっくりと、でもとても強い決意を持って言葉を紡ぐ 
  
 まどか「私はずっと、そんなさやかちゃんに頼って過ごしてきたの。私はさやかちゃんがいないとなんにも出来なくて。 
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:46:06.48 ID:acd2hzuCo
 むしろ、あたしは嬉しかったんだ 
  
 まどかがあたしを頼ってくれる事が 
  
 あたしがまどかを守ってあげられる事が 
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:46:33.34 ID:acd2hzuCo
 まどか「だから私は、さやかちゃんに頼るのはやめようって決めたの。さやかちゃんに甘えないで、自分の足で歩けるようにならなくちゃって」 
  
 まどか、やめてよ 
  
 そんな悲しくなること、言わないで 
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:47:04.45 ID:acd2hzuCo
 さやか「まどかはそんなこと気にしないで、どんどんあたしに頼ってくれていいの!恭介の事なら大丈夫だよ。 
  
     まどかに心配されなくても、あたし達はちゃんとうまくいってるから。だから」 
  
 ほむら「あなたって本当に自分勝手ね、美樹さやか」 
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:47:56.02 ID:acd2hzuCo
 ほむら「行きましょう、まどか。美樹さやかの話はもう済んだみたいだから」 
  
 まどか「えっ、ちょっとほむらちゃん!」 
  
 転校生はそう言うと、そのまま店から出ていってしまった 
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:48:21.93 ID:acd2hzuCo
 恭介「あそこのアクションシーンはすごかったね。僕もう見てるだけですごいドキドキしちゃったよ。さやかはどうだった?」 
  
 さやか「……」 
  
 恭介「さやか?」 
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