過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6 -SS速報VIP

過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6

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49: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/09/30(日) 22:33:44.33 ID:zPnes2DD0
3、菓子パン

貴方「じゃあ、私もこれにします」

貴方も眼鏡と同じく菓子パン、しかし眼鏡とは違う種類の「森のチョコレートパン」と言う物を選択した。
袋の外から見た感じは、チョコレート色の普通の菓子パンだが……こう言う物は、中身に特別な細工が施されている事が多い。

眼鏡「後は飲み物ね。――さんはコーヒーでしょう？　ん……これ」

眼鏡が手に取ったのは……牛乳。なんの変哲もない200mlのストロー付きパック牛乳。
確かに菓子パンには合うだろうが、まるでOLの昼食みたいだ。

貴方は眼鏡に続き、適当なコーヒーを選び、二人揃って会計を済ませた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

貴方の部屋に着いた貴方と眼鏡は、勉強を始める前に休憩タイムと洒落込む。
しかし手に持っているのが菓子パンと飲み物では、ただのおやつタイムだ。

席に座り、各々のおやつを取り出して、袋を開ける。
貴方のパンは……袋から出しても、やはり普通のパン。

貴方「いただきます」

眼鏡「いただきます」

とりあえず、一口齧って、その正体を確かめる。
そして咀嚼する前に、その正体に気付く。

噛んだ瞬間、サクサクした二種類の何かが、パンの中で噛み砕かれた。
感覚からしてクッキー。そして、チョコレートの味から、これは……。
言うのならば「和解」、か。山と里の間にあるのは、森と言う事だろうか。
パッケージにはファンシーな動物たちは書かれていないが、そう言う意図は、あるのではないかと思う。

まあ、菓子パンとしては二重の意味で美味しい物だと思う。

眼鏡「……思ったのと違う」

どうやら、眼鏡は外れを引いたらしい。

貴方と眼鏡は菓子パンを交換して、その評価をしたりして、一先ずは休憩を楽しんだ。

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