過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6 -SS速報VIP

過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6

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571: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/10/09(火) 01:43:14.52 ID:0eip3Unh0
1、ケーキ屋、花屋の下見

貴方は、ケーキ屋と花屋の下見をする事にした。

……しかし、貴方はケーキ屋の場所も、花屋の場所も知らない。
ここまで歩き回って、その道中に有ったような、無かったような。
要するに、よく見ていなかったのだ。

まあいい、眼鏡の為なら、いくらでも時間を浪費してやる。
貴方は傘を開き、雨の中を歩き回った。

□――――――□
｜街・ケーキ屋｜
□――――――□

歩く事……どれくらいか、とにかく貴方は、ようやくケーキ屋を見つけた。
小ぢんまりとした、言うなれば如何にも街のケーキ屋、と言う感じの店。
結構良さそうな雰囲気なので、期待しても良いかもしれない。

＊「いらっしゃいませ」

挨拶してきたのは、それなりに歳を取った女性。奥の厨房には、同じくらい歳を取った男性と、若い青年の二人。
推察するに、老夫婦とその息子が営む個人店、と言う感じか。

貴方は女性に会釈をしてから、商品を見つめる。

花は無いが、手堅く味を保証した、という印象の商品。
定番の苺のショートケーキ、チョコレートケーキ、ミルフィーユ。
この店オリジナルとかなんとかの、林檎のハニースイートと言うのもある。

誕生日ケーキと言えば、苺のショートケーキがお決まり。
チョコレートケーキやミルフィーユは、そこから少し外れた感じか。
林檎のほにゃららも気になるが、それも誕生日とは程遠い感じ。

まあ、食べてみない事にはなんとも言えないだろう。
試しに買って、食べてみるのも良い。ここはカフェも兼ねているようで、飲食する為の空間も用意されている。

貴方は

1、次の花屋に行く
2、自由行動

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