過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6 -SS速報VIP

過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6

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671: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/10/11(木) 01:35:27.38 ID:5TP9gCW20
1、自由行動「じーっと見つめる」

貴方は体を起こし、眼鏡をじーっと見つめた。

その事に気付いた眼鏡が、逆に、貴方を睨む。

眼鏡「……なによ」

しかし、貴方はひたすらに見つめる。何かを訴えるように、そう見えるように、じーっと。

眼鏡「…………分かったわよ、言う、言うから止めて」

どれくらいかの睨み合いに負けたのは、眼鏡。貴方の視線を掻き消すようにふりふりと手を振る。
その仕草も緩めて、やがて止めて、気付けば眼鏡は視線を落としていた。
寂しそうに。

眼鏡「あなたって、顔、広いわよね」

眼鏡「鉢巻って言う人と、仲、良いのね。私にはですますなのに、あの人には、タメ口じゃない」

眼鏡「昨日の朝、抱き着かれていたよね。仲、良いじゃない」

眼鏡「あの人、あなたの正体知っているのかしら」

眼鏡「日曜日の夕食の時、外国人みたいな人と、話してたけれど、頭を撫で合っていたのは、何？」

眼鏡「ご飯食べるのに、頭撫でる必要ってある？」

眼鏡「……さっき、怠けさんにキスされていたのは、どう言う事なのかしら」

眼鏡「…………なんて、言える？　彼女でもないのに、こんな事ばかり」

眼鏡「嫉妬よ。言い逃れできない、紛れもない嫉妬。面倒臭いって、自分でも思う」

そうだ、嫉妬。つらつらと、眼鏡の口から歌うように紡がれていたのは。
貴方が他の生徒と何かをする度に眼鏡が感じた、嫉妬の一覧のようなもの。

眼鏡は顔を上げて、貴方をみつめる。睨む事も無く、ただ、見つめる。
助けを乞うようなのか、訴えるようなのか、貴方には分からない。

眼鏡「……聞き出したのはあなたなんだから、何か言いなさいよ。でないと、私がみじめよ」

貴方は

1、自由行動
2、何も言わない

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