過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6 -SS速報VIP

過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6

↓ 1- 覧 板 20

854: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/10/13(土) 02:09:19.73 ID:JfCaMJpZ0
予定していた事を全て終えて、貴方と眼鏡は、ベッドに隣り合って腰かけていた。

眼鏡「……ありがとう、――さん」

眼鏡「期待通りの、誕生日だったわ」

貴方「……期待以上じゃなかったんですね」

眼鏡「ええ。何をしてくるかは分からないけれど、どの程度かは想像がついていたわ」

眼鏡「だって、私はあなたの事を良く知っているから」

それなら、まあ、まだその辛辣な評価も納得できる。
貴方の手の内や行動や程度が知れているのなら、期待も相応なのは仕方が無い。
残念に思うと同時に、眼鏡はそこまで貴方を想ってくれていると考えると……恥ずかしさと嬉しさが、同時にこみ上げる。

眼鏡「でも、プレゼントは少し、オーバー過ぎる。おつりが必要ね」

貴方「おつり？」

眼鏡は頷き、ベッドに倒れる。

眼鏡「私の初恋はいつだったか、訊いた事があったでしょう？」

そんな事も、あった。あの時は「まだだめ」と言われて、教えてもらえなかったが……。

眼鏡「あなたよ。あなたが、私の初恋の相手」

眼鏡「嘘じゃないわ。世間一般で好きと言われる感情を抱いたのは、あなたが最初……」

とん、と、心臓が高鳴った。正直な部分だ。

眼鏡「私の趣味は何か、訊いた事があったわね？」

それも、あった。あの時は「人に言える趣味は無い」と言っていた。
変な趣味なのだろうかと、心配しつつも正直恐かったものだ。

眼鏡「私の趣味は……好きな人の事を考える事」

眼鏡「それに気付いたのは、その質問をされた時だけど」

眼鏡「私……暇があればずっと、あなたの事を考えていたのよ。一人でいる時も、ずっと」

眼鏡「お風呂に入る時も、トイレに入る時も、寝る前でさえ、――さんの事ばかり」

眼鏡「あなたとどうすれば仲良くなれるか、あなたとどうすれば付き合えるか」

眼鏡「あなたとどうすれば……エッチができるか」

一際強く、貴方の心臓は鼓動した。
ただその一言を聞いただけで、貴方の心臓は獣が咆哮を上げるが如く鼓動したのだ。

眼鏡「……あなたからのプレゼントに対する私の、おつり。足りたかしら？」

頬を、異様に紅潮させて、眼鏡は言う。
レンズ越しに見るその眼は、貴方を誘うように潤んでいる。
口から吐かれる息は、いやらしい喘ぎを伴うようだ。

貴方は

1、自由行動

↓2

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

1002Res/428.80 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ