過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6 -SS速報VIP

過去ログ - 安価で女装ギャルゲー風SS part6

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962: ◆EEWQeQ.ZIg[saga]
2012/10/17(水) 22:55:21.58 ID:q4T9b0Rj0
2、やっぱりやめた

……いくら外道でも、そこまで堕ちる趣味は無い。
貴方は既に罪を背負っている。それで自棄になるのは勝手だが、誰を悲しませるかを考えたならば……。

まあ、それ以前に、貴方はもう一人の体では無い。
自分勝手に生きるのにも、限度を設定しなければならない。
窮屈を感じる事もあるだろうが……直に、それもまた、心地良い物となるのだろう。

怠け「ねえ、眼鏡さん。私にも――さんちょうだいよ」

眼鏡「絶対イヤ。絶対、ダメ」

……変な悟りを開くより先に、状況をどうにかした方が良いか。

眼鏡「って言うか、何しに来たのよ」

怠け「夏休み中はずっとお別れだから、――さんエネルギーじゅーでん」

貴方の胸元に回す腕を、軽く締める。貴方にそんな特別な成分は無いはずだが、はて。
どうやら貴方は、いつの間にか怠けに大層気に入られたらしい。

怠け「いーなー、ずるいな……私も欲しいな」

言いながら、怠けの手は怪しく蠢き始める。
貴方が不穏を感じるのは、既に手遅れだった証拠か。
貴方の胸元でもぞもぞと動いていた怠けの手は、貴方の胸をぐわしと掴んだのだ。

眼鏡「おい」

貴方「……なんですか、これ」

怠け「じゅーでんじゅーでんー、もみもみー」

加えて、貴方の胸をいやらしく揉み拉く。

……事情を知っている人間にとって、どれだけ滑稽に見える事か。
貴方と眼鏡は顔を見合わせて、小さく溜め息を吐いた。

怠け「むふー」

貴方「……満足ですか？」

怠け「まだ」

眼鏡「もうダメ！」

その後、なんとか怠けを追い払う事に成功した。
貴方の胸が、無意味に揉まれ続ける事五分ほど。被害は、普通ならば甚大だった。

眼鏡「……なんなのよ、あの人」

本当に、そう思う。普段はぐうたらな雰囲気のくせに、一度こうと思ったら行動に移すのが早いように思える。
……コアラ。なんとなく、そう思った。

怠けを退散したところで、貴方は考える。

お昼であるが、貴方は今から自由なので、寮に戻っても構わない。
校舎の食堂は開放されているので、そこで食べて過ごしても良い。
ただし寮でも昼食は食べられるので、昼食に関してはどちらでも構わないだろう。

貴方は

1、寮に帰る
2、誰かと一緒に昼食（キャラクターを指定）
3、眼鏡と一緒に帰る
4、鉢巻の所に行く
5、屋上に行く
6、世界「愛」クラブに行く
7、校舎裏に行く
8、生徒会室に行く
9、自由行動

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