過去ログ - 梓「フリースタイル」
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25:◇qq7WYD933[saga]
2012/10/02(火) 14:11:16.35 ID:vVW3xfOY0





部室までの道中、私が嬉しそうな顔をしていたからか、
先輩が私と純が教室で何をしていたのか、と訊ねてきた。


「秘密です!」


多分、満面の笑顔で言うと、先輩は不思議そうに首を傾げていた。
うん、ずっと秘密。
私の想いを届ける事は、きっと一生無いだろう。
失恋のまま、この恋は終わるだろう。
だけど、それでいいんだって思った。
秘めたままの恋でも、自己満足でも、それが私の恋なんだもんね。

失恋で胸が痛んだって平気。
それは極普通の失恋で、私の責任で至る事になる失恋だから。
だから、きっと失恋を抱えても笑顔で生きていける。
それを教えてくれた親友が私には居るから。

私にはそんな大切な親友が居るんだ。


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