過去ログ - 【境ホラ】末世を生き抜く者達Ⅴ【安価コンマ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【境ホラ】末世を生き抜く者達Ⅴ【安価コンマ】

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845: ◆JVhKaYiUO.[saga]
2012/10/07(日) 01:15:38.00 ID:og1oiwLio
※わかっていらっしゃる・・・！

>>841より5

一撃。

それが来た。

自分の動きが二代に乗せられているのはわかっている。というかあえて乗せている。

そこで、あえて、隙を作った。

今の攻めのテンポなら、狙ってくるはず。

狙ってきた。

「奥義――」

敵の流れを乱す剣の流れから閃いた技。

独自で編み出した戦い方の極致と言えるようなもの。

それは、真なる月を水の様に散らすがごとく。

「――真月散水」

回避不能の連撃。一瞬にして数撃を放つ。

それに二代は槍で反応するも、最後の一撃が浅く入る。

・・・戻すか。

「すまん。やりすぎた。大丈夫か？」

「・・・戻ったで御座るか。大丈夫で御座るよ。そして、拙者、何かを掴めたようで御座る」

「・・・そうか。ならよかったよ。途中で、動きが変わってきたのはわかったからな。ま、あとは掴むだけだ」

「分かったで御座る。あと・・・」

そこで、一旦切る。

「師匠と呼ばせてもらってもよう御座るか？」

「・・・勝手にしてくれ・・・」

※本多・二代　師匠！（尊敬）を取得

「若いっていいねぇ・・・」

今まで黙ってみていた学長が呟いた。

「番外特務君も、それを掴んだの、つい最近じゃないのか？」

「Jud.恥ずかしながら。今までは本能に任せて戦うだけでしたから」

「まあ、翔翼で残像まで見えるダ娘君に加速術式なしで対等に張り合うのはどうかと思うけどね・・・」

「まあ、ここに、立花夫妻も呼んだから、その流れを見ながら傷を癒しときなさい」

「「Jud,」」

そういうと、すぐ、立花夫妻が来て学長の持っていた神格武装”瓶貫”を譲渡するという話をし始め、その試験のために”浅草”さんと宗茂が戦い始めた。

宗茂も新しい術式を作ったか・・・。戦闘後じゃなければ戦うところなんだがなぁ・・・。

青雷亭では会議中か・・・。

未来のために、自分たちができることは何か。それを考え始めているのか。・・・もちろん俺も。進まなければならない。止まっているわけにはいかないのだから。

※本日はここまでです。
皆様お疲れ様でした。

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