102: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:24:11.59 ID:glc2EIhw0
なるほど、確かにこれはやりがいがある豆まき……もとい豆の投げ合いである。
そして俺達に割り当てられた豆の数は20。
一人当たり10個と言った所だ。
103: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:24:40.26 ID:glc2EIhw0
〜える/里志〜
里志「と、ホータロー達は考えている頃だろうね」
える「ええと……つまり、どういう事ですか?」
104: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:25:17.07 ID:glc2EIhw0
里志「気になりますって奴かな」
える「ええ、その通りです」
私がそう伝えると、福部さんは特に焦らす事も無く、教えてくれました。
105: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:25:43.52 ID:glc2EIhw0
える「え、そんなの反則ですよ!」
里志「はは、そう思うのも仕方ない」
里志「でもね」
106: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:26:11.71 ID:glc2EIhw0
里志「うーん……千反田さんにそう言われちゃうと、参っちゃうな」
里志「でもさ、ホータロー達もこれには気付いているんだよ?」
里志「なら別に、フェアじゃないって事は無いと思うけどな」
107: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:26:50.42 ID:glc2EIhw0
里志「……なんだか、千反田さんを見ているとホータローを見ている気分になるよ」
える「え? どういう意味でしょうか」
里志「その腕を組んだりする癖、そっくりだ」
108: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:27:17.06 ID:glc2EIhw0
〜奉太郎/摩耶花〜
奉太郎「さて、どう出るか」
109: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:27:51.18 ID:glc2EIhw0
二人で動けば一見……攻撃される確率が高まる様に見える。
しかし、全ての構造が分かっていない場所では話が少し変わる。
更には敵側には一人、構造を完璧に把握している人物がいるのだ。
110: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:28:19.87 ID:glc2EIhw0
奉太郎「やれるだけはやるさ」
摩耶花「あんた、珍しくやる気ね」
……確かに、言われてみればこの豆合戦を楽しんでいる俺がいた。
111: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:28:45.57 ID:glc2EIhw0
〜える/里志〜
える「先手必勝、ですか」
福部さんが考えた作戦は、意外な物でした。
112: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:29:12.50 ID:glc2EIhw0
そうでした、倒されたら豆を全て渡さなければいけないのでした。
単純に考えれば、私達の手持ちの豆が半分になってしまうと言う事です。
それに加えて、折木さん達の豆が増えるという事にも繋がります。
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