218: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:35:10.64 ID:dwmrjsng0
える「次の、持ってきましたよ」
える「チョコレートタルトです」
何だかさっきから、千反田がウェイトレスに見えて仕方ない。
219: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:35:57.44 ID:dwmrjsng0
それは驚いた、ほとんど千反田が作ってそれをあいつが手伝っていた物だと思ったが。
……あいつは見た目や性格に反して料理が出来るのか。
奉太郎「主に千反田が作ってる物だと思っていたよ」
220: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:36:24.90 ID:dwmrjsng0
奉太郎「……丁度いいかもな」
える「本当ですか!」
奉太郎「あ、いや……あくもでも、俺からしたらだぞ」
221: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:36:50.13 ID:dwmrjsng0
俺が言おうとしていた事を、千反田に見事予測されてしまった。
える「折木さんが前に仰っていたので」
摩耶花「折木が? へえ、折木がねぇ……」
222: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:37:18.39 ID:dwmrjsng0
奉太郎「なんだ、結局千反田が作っていたのか」
摩耶花「違うわよ、今日のはちゃんと私が作ったのよ」
摩耶花「本当よ?」
223: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:37:48.90 ID:dwmrjsng0
奉太郎「それで、もう今日はお開きでいいか」
摩耶花「うーん、そうね」
224: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:38:23.10 ID:dwmrjsng0
全ての片付けが終わり、外の景色を見ると既に日は沈みかけていた。
奉太郎「今年は多分、里志もちゃんと受け取ってくれるだろうな」
摩耶花「そうだといいんだけどねぇ」
225: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:38:58.44 ID:dwmrjsng0
奉太郎「なんだ、余った物にこんなのはしなくて良かったのに」
摩耶花「まあまあ、そう言わずに」
何故か千反田がもじもじしているのが気になったが……
226: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:39:47.92 ID:dwmrjsng0
奉太郎「わ、分かった」
奉太郎「ありがとうな、千反田」
える「あ、い、いえ」
227: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:40:14.84 ID:dwmrjsng0
〜帰り道〜
俺と伊原は千反田の家を後にする。
さすがに2月と言った所か、日が短い。
228: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:40:41.42 ID:dwmrjsng0
奉太郎「なんで」
摩耶花「だって、ちーちゃんが戻って来た時、その」
摩耶花「……抱きついてたし」
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