256: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:45:10.45 ID:o8UuFjXM0
〜千反田家〜
える「お疲れ様でした」
奉太郎「そこまでの事じゃないさ」
257: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:45:39.18 ID:o8UuFjXM0
える「ふふ、私も同じ事を思っていました」
奉太郎「なんだ、去年はそこまで駄目だったのか」
える「あ、いえ。 そういう事では無いですよ」
258: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:46:06.31 ID:o8UuFjXM0
奉太郎「……それよりも」
今日初めて見せた千反田の笑顔に、なんだか照れて、俺は話題を逸らす事にした。
奉太郎「この後も、用事はあるのか?」
259: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:46:43.39 ID:o8UuFjXM0
奉太郎「と言うか、俺はお前の父親に会った事が無いな」
える「そうでしたっけ? それなら是非、今度会いませんか?」
千反田の父親か……いきなり男を紹介されて、例えそれが友達なだけでも大丈夫なのだろうか。
260: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:47:11.36 ID:o8UuFjXM0
つまり、千反田の父親も好奇心の権化と言う事だろうか。
……想像するだけでも、恐ろしい。
奉太郎「さっきの話だが、遠慮させてもらう」
261: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:47:47.88 ID:o8UuFjXM0
〜公園〜
奉太郎「結局ここか」
える「私の家から、結構近いですからね」
262: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:48:13.48 ID:o8UuFjXM0
奉太郎「どうなっても知らんぞ……」
える「大丈夫ですよ」
俺は渋々、コーヒーを二つ買う。
263: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:48:47.33 ID:o8UuFjXM0
える「ありがとうございます」
そう言い、千反田はコーヒーを受け取った。
俺はそのまま千反田の横に腰を下ろす。
264: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:49:17.12 ID:o8UuFjXM0
える「外から、ですか?」
奉太郎「行列を……」
奉太郎「雛を、外から見てみたい」
265: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:49:48.08 ID:o8UuFjXM0
える「入須さんですか」
える「ありがとう、と言っていましたよ」
奉太郎「それは俺になのか」
266: ◆Oe72InN3/k
2012/10/09(火) 21:50:21.17 ID:o8UuFjXM0
奉太郎「そうだな、千反田の案に乗って良かった」
える「そんな事、ないですよ」
奉太郎「いや、正直驚いたぞ」
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