303: ◆Oe72InN3/k
2012/10/11(木) 21:07:09.41 ID:obKv5onk0
先生らは、止めるか止めないか迷っている感じであった。
しかし、ここに居る人全員が入須の意思を汲んだのか、やがて場が静かになった。
入須『私は間違いを犯した』
入須『あの時は、それしか無いと思っていたんだ』
入須『だがそれは違うと教えてくれたのは、二年生の子であった』
言わずもがな、俺の事か。
入須『……そして私のした事は、一人の人間を酷く傷付けた』
入須『本当に、申し訳ない事をした』
そう言うと、入須は深々と頭を下げた。
こんな大勢の中で、まさか謝られるとは……全く予想外であった。
俺はつい、そのまま入須は壇上から降りて、式は予定通り進む物かと思ったが……
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