345: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:03:36.50 ID:L3ltJ5W60
える「摩耶花さんは言おうとしていたんですよ、自分がした事を」
える「何故、あんな顔をしていたのか……さっきまで分かりませんでした」
える「ですが、折木さんの話を聞いて、全て分かりました」
346: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:04:22.12 ID:L3ltJ5W60
私はそう言い、折木さんの手を掴みます。
そのまま後ろに向き直り、走りました。
347: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:04:52.16 ID:L3ltJ5W60
〜古典部〜
廊下を駆けて、古典部の前へとやってきました。
そのままの勢いで扉を開けます。
348: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:05:51.89 ID:L3ltJ5W60
……人に説明をするのには、やはり私では厳しい物があるようです。
しかし、摩耶花さんは先程の私の言葉をゆっくりと理解し、折木さんの言葉を遮りました。
摩耶花「……今日の事ね」
349: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:06:53.75 ID:L3ltJ5W60
摩耶花「……うん」
そこで折木さんが、扉の傍に立ったままで言いました。
奉太郎「あー、それなんだが」
350: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:07:21.48 ID:L3ltJ5W60
奉太郎「……すまなかったな、伊原」
奉太郎「お前の考えている事が、俺には分からなかった」
摩耶花「別に、折木が謝る事は無いでしょ」
351: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:07:49.74 ID:L3ltJ5W60
摩耶花「いいよ、話そう」
摩耶花「思い出したんだ」
摩耶花「ちーちゃんと入須先輩が来る少し前に、折木が言った事を」
352: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:08:20.92 ID:L3ltJ5W60
摩耶花「それにしても、似合わないと思わない?」
そうでしょうか?
私にはとても似合っている台詞の様に思えますが……
353: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:08:46.72 ID:L3ltJ5W60
〜屋上〜
える「見つけました」
奉太郎「千反田か、何でここに居ると思った?」
354: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:09:20.34 ID:L3ltJ5W60
奉太郎「そ、そうか」
える「あの、折木さん」
奉太郎「ん?」
355: ◆Oe72InN3/k
2012/10/13(土) 19:09:58.70 ID:L3ltJ5W60
〜公園(現在)〜
奉太郎「あの時は……お前に助けられたな」
える「そうでしょうか?」
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