392: ◆Oe72InN3/k
2012/10/14(日) 19:31:12.97 ID:tJgzGdKt0
奉太郎「そん、なの! 俺の勝手だろ!」
俺はグイグイと引っ張るが、千反田の方も負けじとグイグイ引っ張る。
える「諦めてください!」
今こいつ、諦めてと言ったか。
それはあれか、これから俺にとって良くない事が起きるだろうと言う事を、千反田も予想しているのだろうか。
奉太郎「い、や、だ!」
少しずつ、少しずつだが出口に近づく。
摩耶花「何してるの、二人とも」
そんな必死の戦いを繰り広げている俺と千反田を見て、伊原が冷静な一言を放つ。
しかしここで退いては駄目だ、千反田が持ってくる面倒事ならまだしも……里志が持ってくる物にまで巻き込まれる道理なんて無い。
もう少しで辿り着ける!
俺がそう思ったとき、静かに閉まっていた扉が開く。
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