過去ログ - える「古典部の日常」
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60: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:05:51.86 ID:t71y6NXN0
缶コーヒー1本でそこまで胸を張られても……反応に困ってしまう。

奉太郎「今度飯か何か奢ってもらわないと、割りに合わないな」

俺がそう言うと、千反田はムッとした顔をして、俺に向け口を開いた。
以下略



61: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:06:17.26 ID:t71y6NXN0
どうにも千反田は本気で言っているのか、冗談で言っているのか判断に困る時がある。

これは冗談だろうと思って、反応を返すと本気で言っていたり……

かと思えば……本気で言っていると思って返すと、冗談で言っていたり、といった事が多々ある。
以下略



62: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:06:44.23 ID:t71y6NXN0
奉太郎「そんな事か」

える「……そんな事って、私はそうは思いません」

奉太郎「……もう終わった事だろ」
以下略



63: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:07:21.37 ID:t71y6NXN0
奉太郎「……」

パチン、と小気味いい音が乾いた空気に響いた。

える「……い、痛いですよ」
以下略



64: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:07:49.11 ID:t71y6NXN0
える「……そういえば」

ふと、千反田が指を口に当てながら、思い出したかの様に言った。

える「新年のご挨拶がまだでしたね」
以下略



65: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:08:20.76 ID:t71y6NXN0
〜古典部〜

今日は朝が早かったせいもあり、若干眠い。

その眠気から来る機嫌の悪さを俺は里志に向けていた。
以下略



66: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:08:46.62 ID:t71y6NXN0
そんな事、カレンダーを見れば誰にだって分かるだろう。

待てよ……どこか辺境の地に住む人らは、日付の概念が無い可能性もある。

なら俺の言葉は訂正しなければならないな。
以下略



67: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:09:15.29 ID:t71y6NXN0
里志「じゃあ、話を聞いてなかったホータローの為にもう1回説明するね」

里志「もうすぐで2月になるよね」

いや、そんな事……カレンダーを見れば誰にだって分かるだろう。
以下略



68: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:10:31.17 ID:t71y6NXN0
奉太郎「……バレンタインか」

里志「……ホータローも少し意地悪になったね」

里志「確かにそれもそうだけど、その少し前の事さ」
以下略



69: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:11:00.22 ID:t71y6NXN0
奉太郎「それで、節分がどうかしたのか」

里志「節分と言ったら、何を想像する?」

える「ええっと、2月の節分ですよね?」
以下略



70: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:11:26.36 ID:t71y6NXN0
里志「うん、そうだよ」

える「なら……」

摩耶花「豆まき、って事?」
以下略



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