647: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:27:32.29 ID:Z5VuVV460
全員の意見が纏まると、入須は笑い、ゆっくりと口を開く。
入須「実はね、その別荘の近くでは、一年に一回の花火大会があるんだよ」
える「わあ……素敵ですね」
648: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:28:03.42 ID:Z5VuVV460
入須「その仕事も代々受け継がれていてね」
入須「次は彼の子供が受け継ぐそうだ」
ん、その入須が言う彼とは……一体何歳なのだろうか。
649: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:28:36.84 ID:Z5VuVV460
奉太郎「それで、行くのはいつですか?」
入須「8月に入ってすぐだ」
える「……あ」
650: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:29:03.30 ID:Z5VuVV460
奉太郎「んじゃ、8月の頭に、入須先輩の別荘へ……と言う事で」
奉太郎「それで、花火大会は何時からですか?」
入須「午後の8時だ、これは毎年変わらない」
651: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:29:30.51 ID:Z5VuVV460
奉太郎「まあ、まだ先の話だ」
入須「それもそうだな」
入須「また、連絡するよ」
652: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:29:58.16 ID:Z5VuVV460
入須「そうだな……あまり長居してしまっても迷惑か」
入須はそう言うと、席を立つ。
よし、これで残りの時間はぐだぐだとできる。
653: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:30:25.41 ID:Z5VuVV460
奉太郎「……ここは俺の家なんだが」
摩耶花「それで、大学はどうなんですか?」
入須「まあ、特にこれと言って感想は無いが……」
654: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:31:20.13 ID:Z5VuVV460
〜現在〜
そうだった、こうして俺達はここへ来ているのだった。
思えばあの時、千反田は既に大学へ行く事を決めていたのだ。
655: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:31:48.38 ID:Z5VuVV460
過去
〜別荘〜
里志「うへぇ、これはまた随分と、立派だね」
656: ◆Oe72InN3/k
2012/10/22(月) 23:32:14.70 ID:Z5VuVV460
奉太郎「いい所ですね」
入須「そう言ってくれると嬉しいな」
奉太郎「ミステリー映画の撮影に、良さそうです」
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