66: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:08:46.62 ID:t71y6NXN0
そんな事、カレンダーを見れば誰にだって分かるだろう。
待てよ……どこか辺境の地に住む人らは、日付の概念が無い可能性もある。
なら俺の言葉は訂正しなければならないな。
67: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:09:15.29 ID:t71y6NXN0
里志「じゃあ、話を聞いてなかったホータローの為にもう1回説明するね」
里志「もうすぐで2月になるよね」
いや、そんな事……カレンダーを見れば誰にだって分かるだろう。
68: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:10:31.17 ID:t71y6NXN0
奉太郎「……バレンタインか」
里志「……ホータローも少し意地悪になったね」
里志「確かにそれもそうだけど、その少し前の事さ」
69: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:11:00.22 ID:t71y6NXN0
奉太郎「それで、節分がどうかしたのか」
里志「節分と言ったら、何を想像する?」
える「ええっと、2月の節分ですよね?」
70: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:11:26.36 ID:t71y6NXN0
里志「うん、そうだよ」
える「なら……」
摩耶花「豆まき、って事?」
71: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:11:53.04 ID:t71y6NXN0
里志「うーん、僕はここでもいいけど」
奉太郎「……いつも通り、本を読んでいたら駄目か」
今の言葉は試しに言ってみたのだが、里志はそれを冗談だとは思わなかったらしい。
72: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:12:18.30 ID:t71y6NXN0
里志「なら、ホータローの家で豆まきをしない?」
奉太郎「……何故、俺の家なんだ」
里志「僕の家でもいいんだけどさ、妹がちょっとね」
73: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:13:11.67 ID:t71y6NXN0
奉太郎「……千反田の家は」
える「私の家ですか……大丈夫ですよ」
里志「本当かい? 実はそっちが本命だったんだよ」
74: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:13:50.11 ID:t71y6NXN0
奉太郎「一つ、聞いていいか」
里志「ん? なんだい」
奉太郎「お前がやろうとしているのは、普通の豆まきか」
75: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:14:15.88 ID:t71y6NXN0
里志「ホータローは、どんな豆まきを予想しているんだい?」
奉太郎「……予想と言う程の事でもないが」
奉太郎「まず最初、古典部で豆まきをするのか、と俺が聞いたときだ」
76: ◆Oe72InN3/k
2012/10/02(火) 23:14:42.61 ID:t71y6NXN0
里志「さっすが、ホータローだ」
……反対しておけばよかった。
節分で豆をぶつけ合う馬鹿が、どこにいるのだろうか。
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