685: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:32:31.36 ID:wMwX2Y5/0
入須「何だ、嘘は嫌いなんじゃなかったのか」
奉太郎「……全く」
奉太郎「嘘よりも、あなたの事が嫌いになりそうですよ」
686: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:32:57.18 ID:wMwX2Y5/0
奉太郎「では、何がおかしいと言うんですか」
入須「あれだよ」
そう言いながら、入須が指を指したのは時計。
687: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:33:24.85 ID:wMwX2Y5/0
奉太郎「遅れているんじゃないですか?」
入須「いいや、それはあり得ない」
入須「私は今日、一度彼に会っているんだ」
688: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:33:50.84 ID:wMwX2Y5/0
入須「私は小さい時から、彼の花火を見ている」
入須「1分くらいの前後なら、時計のずれとも言えるがな」
入須「ここまで遅れた事は……今まで無かった」
689: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:34:16.66 ID:wMwX2Y5/0
奉太郎「まあ、気楽に考えましょう」
入須「……ああ」
それから5分、10分と経つが、花火大会は始まらない。
690: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:34:42.66 ID:wMwX2Y5/0
入須「一つ、問題を出そうか」
奉太郎「結構です」
入須「聞くだけでも聞け」
691: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:35:46.10 ID:wMwX2Y5/0
入須「何故、今日……花火大会が未だに始まっていないのか、だ」
……また無茶な。
奉太郎「それが俺に分かる訳が無いでしょう」
692: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:36:12.54 ID:wMwX2Y5/0
〜現在〜
ああ、そうだった。
そうして俺は入須の問題へと取り組む事になったのだ。
693: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:36:39.74 ID:wMwX2Y5/0
奉太郎「それで、お前が気になると言うのは」
える「入須さんと同じ事です!」
それを聞き、視線を入須に移す。
694: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:37:06.68 ID:wMwX2Y5/0
える「仕事一筋の方が、何故最後の花火大会と言う一大行事で失敗をしたのか」
える「何故、失敗をする事になったのか」
える「万全の準備が出来ていたにも関わらず、何故それが起きてしまったのか」
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