過去ログ - える「古典部の日常」
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709: ◆Oe72InN3/k
2012/10/24(水) 22:44:14.41 ID:wMwX2Y5/0
しかしどうにも、まだ引っ掛かる事が俺の中にはあった。

あいつは、最初から全て分かっていたのでは無いだろうか。

花火大会が遅れた理由を。

奉太郎「……やはり、苦手だ」

そんな俺の呟きが聞こえたのか、入須は振り向きながら、口を開く。

入須「結論が出た所で、もう一度言うが」

入須「似ているよ、君は」

ああくそ、まんまと嵌められたって訳だ。

……今度誘われたとしても、断る方向にしよう。

次に花火を見る時は、そうだな。

千反田と二人でと言うのも、悪くないな。


第15話
おわり


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