785: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:37:07.21 ID:MSedhqvo0
える「ふふ、分かりました」
ほぼ強制的に気になる事にされ、千反田はとても満足そうだった。
そしてそんな顔をしたまま、ケースを開く。
786: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:37:46.74 ID:MSedhqvo0
奉太郎「……」
とりあえず、良く分からないが頭を下げてみた。
える「あの、どうしたんですか?」
787: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:38:13.42 ID:MSedhqvo0
える「本当ですか!」
奉太郎「え、何が」
える「お祭りに行くと言う事がです」
788: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:38:41.74 ID:MSedhqvo0
奉太郎「それで、祭りはいつ?」
える「明日です」
奉太郎「急だな」
789: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:39:10.95 ID:MSedhqvo0
える「そうです」
つまりはまた、ここから離れて遠出すると言う事になる。
ま、別にいいか。
790: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:40:11.74 ID:MSedhqvo0
奉太郎「……まだ何かあるのか」
える「折角来たんです、お話でもしましょう」
奉太郎「いや、今日は用事がだな……」
791: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:40:47.02 ID:MSedhqvo0
奉太郎「それで、話と言ってもする話はあるのか?」
える「ええ、少し」
何だろうか、千反田としなければいけない話は……
792: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:42:18.15 ID:MSedhqvo0
える「謝らないでください」
える「私がその道を選んだのは……停滞したかったからです」
停滞……?
793: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:42:45.57 ID:MSedhqvo0
える「足を止めて世界を見れば、折木さんの生き方を学べるかもしれないと」
奉太郎「……俺から学ぶ物なんて、無いだろうに」
える「そんな事ありませんよ」
794: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:43:13.05 ID:MSedhqvo0
しかし何か、引っ掛かる事がある。
だがそれを考えるのはあれだ、今じゃない。
今するべき事は、千反田の話に耳を傾ける事だろう。
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