816: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:35:14.81 ID:KdUl2NLN0
こんばんは。
第19話、投下致します。
817: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:35:44.33 ID:KdUl2NLN0
俺は家の窓から、外を眺めていた。
今日は夕方の6時に千反田の家に行かなければならない。
それもそう、千反田と祭りに行く予定となっているからだ。
818: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:36:13.37 ID:KdUl2NLN0
〜千反田家〜
インターホンを鳴らすと、応答する前に玄関から千反田が出てきた。
える「お早いですね」
819: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:36:47.53 ID:KdUl2NLN0
える「ありがとうございます」
しかし当の本人はそんな事、全く気にしていない様子だった。
える「では、行きましょうか」
820: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:38:29.40 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「その祭りは人とか結構来るのか?」
える「……どうでしょう、私も始めて行く場所ですので」
821: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:40:48.12 ID:KdUl2NLN0
える「そう言えば」
ふいに、千反田が前を向きながら呟いた。
える「折木さんと二人でお出かけするのも、随分久しぶりですね」
822: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:44:18.83 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「水族館に行った時じゃないか?」
奉太郎「ほら、お前が学校ズル休みした時の」
える「……あの時は、具合が悪かったと言う事にしておいてくださいよ」
823: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:44:50.29 ID:KdUl2NLN0
……なんだか負けた気分がするので、言わないが。
そんな事を考え歩いていると、前に沢山の提灯が見えて来る。
奉太郎「あそこか?」
824: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:46:23.00 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「迷子になるなよ」
俺がそう言うと、千反田は頬を膨らませながら答える。
える「折木さんの方こそ、迷子にならないでくださいね」
825: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:46:53.54 ID:KdUl2NLN0
〜神社〜
える「色々な出店がある様ですね」
奉太郎「みたいだな」
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