822: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:44:18.83 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「水族館に行った時じゃないか?」
奉太郎「ほら、お前が学校ズル休みした時の」
える「……あの時は、具合が悪かったと言う事にしておいてくださいよ」
823: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:44:50.29 ID:KdUl2NLN0
……なんだか負けた気分がするので、言わないが。
そんな事を考え歩いていると、前に沢山の提灯が見えて来る。
奉太郎「あそこか?」
824: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:46:23.00 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「迷子になるなよ」
俺がそう言うと、千反田は頬を膨らませながら答える。
える「折木さんの方こそ、迷子にならないでくださいね」
825: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:46:53.54 ID:KdUl2NLN0
〜神社〜
える「色々な出店がある様ですね」
奉太郎「みたいだな」
826: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:47:37.94 ID:KdUl2NLN0
える「折木さん、これをやってみませんか?」
ええっと、何々。
奉太郎「射的か」
827: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:48:05.24 ID:KdUl2NLN0
える「……よいしょ」
となんとも頼り無い掛け声と共に、パコンと言う音がした。
弾はぬいぐるみには当たった物の、落ちはしない。
828: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:49:14.27 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「お前と同じ奴だ」
える「あ、ほんとですか」
える「頑張ってくださいね」
829: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:49:54.84 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「……お前の方が向いているな」
える「そうかもしれません」
何かフォローして欲しかったが、仕方ないか。
830: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:50:23.49 ID:KdUl2NLN0
「情けない彼氏の面子を守る為にも」
と言う言葉は蛇足だったが。
奉太郎「……それで、次は何か見たい物あるか?」
831: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:50:49.83 ID:KdUl2NLN0
それから俺と千反田は手頃な焼きそば等を買い、備え付けてあるベンチに座る。
える「お祭りで食べる物って、普段買う物よりおいしく感じませんか?」
奉太郎「あ、それはあるな」
832: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:51:28.42 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「他にもまだ回りたい所があるのか?」
える「ええ、いくつか」
奉太郎「楽しそうで何よりだ」
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