839: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:56:47.33 ID:KdUl2NLN0
しかし、それを回避する事も俺には出来た。
俺から何も話さなければ、千反田から何か言ってくる事も無いだろう。
それこそが省エネか。
なんて事を考え、一人苦笑いをする。
それだけは絶対にあり得ない。
俺は学んだのだ、あの日、あの公園で。
それならば同じ過ちを踏む必要なんて、無いだろう。
去年出来なかった事をする為に。
千反田との距離は既に正確に測れている筈だ。
なら……後は、俺の口から話すだけ。
なんだ、難しい難しいと思っていたが、簡単な事では無いか。
しかし何故か、俺は今日一番緊張しており、鼓動が早くなっているのを感じていた。
第19話
おわり
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