過去ログ - 元・魔法少女まどか☆マギカ 〜ひだまり☆まどっち〜
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4:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2012/09/30(日) 23:31:06.62 ID:9inz+fwCo
  ――場面は再び芳文達へと変わる。

  芳文と詢子はテーブルを挟んで対面しながら、ランチを食べて食後のコーヒーを飲みながら歓談していた。

  詢子 「そうかそうか。まどかはこんなにあんたに愛されて幸せ者だね」
  芳文 「まどかは俺のすべてですから」
  詢子 「本当にまどかは幸せ者だよ。それにしても芳文君、良くそんなセリフを恥ずかしげもなく言えるね」
  芳文 「俺の剣の師匠の教えですよ。俺は元々人付き合いとか得意な方じゃないですから。言うべき事を言わずに誤解されるのは避けたいですし」
  詢子 「なるほどね。ところでうちの娘のどこにそんなに惹かれたんだい?」
  芳文 「人を思いやれる優しい所とか、何事にも一生懸命だったりとか、ちっちゃくてかわいい所とか含めて全部です」
  詢子 「全部か……。そう言ってもらえると母親としては嬉しいんだけどね……ほら、まどかってぬいぐるみが好きだったりあの年にしては子供っぽい所があるじゃないか」

  ――一方その頃。まどかと円華の二人は。

  円華 「まどかちゃんは今の芳文の事も以前と同じくらい好き?」
  まどか「勿論です。前の世界での芳文さんも今の芳文さんも大好きです」
  円華 「そう。芳文は幸せ者ね」
  まどか「どうして急にそんな事を聞くんですか?」
  円華 「いえ。以前と育った環境が違うから……。前の世界のあの子より子供っぽいのが気になってね」

  まどか「まあ確かに、ガンダムとかロボットのおもちゃで喜んだりする今の芳文さんはちょっと子供っぽい所があるかなって思いますけど……」

  ――同刻。芳文は詢子に本音を口にする。

  芳文 「まあ確かにぬいぐるみを欲しがったり愛でたりする所はちょっと、子供っぽいかなとは思いますけど……」

  ――まどかと芳文はほぼ同じタイミングでそれぞれの母親に言った。

  まどか「それはそれでかわいいなって」
  芳文 「それはそれでかわいいなって」

  円華 「……そう。これからも芳文の事よろしくね」
  詢子 「……そうかい。これからもまどかの事、よろしく頼むよ」

  まどか「はいっ」
  芳文 「はいっ」



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