過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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10: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/10/01(月) 12:18:37.34 ID:XbjeqNTAO
《連投及び連続取得は問題ありません、読者様の良識にお任せします》


垣根「イギリスだな」

フィアンマ「イギリス、か」

垣根「何か不都合でもあんのか?」

フィアンマ「いや、問題は無いが。どのみち、この戦争の爪痕とも言える混乱がある、そうそう捕まる事も無いだろう」


垣根「一応、イギリスは学園都市と密接に繋がってるんだったか。…鬼門だな。ま、そこで捕まらなけりゃ良い。行くなら今だ。…お前の回復待ち。追われる立場に居るって事は、お前もそれなりに実力はあるんだよな?」

フィアンマ「デスクワークしか出来ません、というタイプでは無いな。…料理が不味くなければ良いが」

気軽に話すのは、自分達の実力に自信があるからなのか、そうしていないと怯え挫けてしまいそうだからか。
捕まってしまえば、待ち受けるのは死一択。
何も考えていない訳ではない。
だが、長期的にはネガティブ、短期的にはポジティブな考えと切り替えるのが二人だ。
自らの野望の為、綿密に計画を企て、実行するだけの頭の良さが、この二人にはある。

垣根「あー…でも、不味いらしいな」

フィアンマ「正確には味が無いんだろう。各々、食卓の調味料で調整して食べるのだったか」

途中入室してきた老夫婦にシチューのお代わりをもらい、垣根は慣れない手付きでフィアンマに食べさせる。
垣根より遥かに体調の悪いフィアンマは素直にその好意を受けた。

垣根「シチューに入ってる人参美味くねえ?」

フィアンマ「そうだな。俺様としては煮込まれた玉葱が好きだが」

好きな食べ物についての会話の和やかさは、万国共通である。




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