過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/10/07(日) 16:21:43.89 ID:wEmHWZbE0
垣根「あ? …1匹……できれば保険にもう1匹で2匹だな」
何で、と聞き返そうとしたところで、何やら合点がいった様子のフィアンマは部屋から出て行った。
自分の話を聞いていたことはわかるのだが、それにしても突拍子のない外出だ。
垣根が彼女の行動を制限する必要も権利も無いのだが、唐突な外出に驚きながらドアに近寄って、開ける。
いくら歩くのが早くてもまだ居るだろうと思ったのだが、もはや後ろ姿さえ認められなかった。
垣根「……、…」
死ぬなよ、と心中で呟き、垣根はぱたんと部屋扉を閉じて中に戻る。
一時間待てど二時間待てど、彼女はなかなか帰らず。
力量では自分に勝っていると豪語していた彼女がそうそう死ぬ筈もないだろう、とたかをくくり(或いは自分に言い聞かせ)、ベッドに横たわった垣根は、目を閉じるのだった。
一方。
垣根の求める実験用マウスを得るべく、フィアンマは日本でいうところのわらしべ長者をしていた。
物を交換するのではなく、情報を交換することでだんだん目的に近づいてきたのだ。
夕方にはネズミ二匹を手に戻れるだろうと見越し、フィアンマは路地裏に入り込む。
と、タイミング悪くカツアゲでもしそうな集団に鉢合わせた。
負けるなどとは1ミクロンも思わないが、ここで魔術を使うのも疲れる。面倒だ。
男「良いカモだな」
男2「ツイてるじゃねえの」
フィアンマを弱そうな旅行者、しかも単身と認めた集団は徐々に近づいてくる。
オマケにその手には凶器があるようだ。ナイフだったり、銃もあるようだ。
ギリギリまで引きつけて一掃してしまった方が楽そうだと判断し、フィアンマは人気の無い方向へ逃げていく。
当然の事ながら男達はゲーム感覚で彼女を追いかけていった。
路地裏の、更に人気の無い場所で。
凶器を突きつけられながら、フィアンマはだるそうに息を吐きだした。
男達よりもよほど彼女の方がゲーム感覚だったりする。
叫んで助けを求めてみるのも一興、どうしようか、と迷っていると、不意に男達とは関係の無い人間が現れた。
助けに来た人物(禁書キャラ名。一名)>>+2
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