過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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20: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/10/01(月) 22:05:51.01 ID:1VFRpQdS0

フィアンマ「未元物質というのは、髪も乾かせるのか?」

垣根「何にせよ、応用次第だけどな。余計な水分を物質で吸い上げて空気中に放棄すれば、髪をさほど傷ませず乾かせるって訳だ」

フィアンマ「なるほど」

代償として部屋が若干湿気る、と言いつつ、垣根はエアコンのスイッチを操作して除湿モードにする。
こうすれば別に部屋が暑くなりすぎる事も無い。落ち着いている時の彼の頭脳の回転はその辺のスーパーコンピュータよりも優秀だ。
垣根はフィアンマに近寄り、その髪の濡れ具合を眺めながら、演算を行う。
ついでにドライヤーを片手間に片付けている間に、乾かす作業が終わった。
櫛で軽く梳かし、その適切な乾き具合に目を瞬かせ、フィアンマは垣根を見る。

フィアンマ「利便性が高いな」

垣根「まぁな。能力の特性上、応用はだいぶ利く。最も、それを扱うヤツがわかってなけりゃ意味が無いが」

フィアンマ「頭の良さをさり気なくアピールしているつもりなのかは知らんが、子供だな」

垣根「オーケー、ムカついた」

髪乾かしてやったのにその発言は何だ、と憤る垣根に、フィアンマはくすくすと笑う。
馬鹿にしている訳ではなさそうだった。単純に感想のつもりだったらしい。
その笑いがあまりにも楽しそうで毒気を抜かれる垣根に、フィアンマはふと思い返した様にお礼を言った。

フィアンマ「わざわざ手間をかけさせてしまってすまなかったな。ありがとう」

垣根「…、…おう」

バツが悪そうな表情で相槌を打った垣根は、視線を逸らして言う。

垣根「…腹減ったな。何食うか」




朝食を兼ねた昼食(料理or食材)>>+1


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