過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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282: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/10/09(火) 20:53:53.95 ID:pfcocsCm0

フィアンマ「…いいよ」

もご、と口ごもり気味に言い、フィアンマは垣根の方に身体を向け、大人しくする。
日本語では尊大、ロシア語では傲慢である彼女だが、本国であるイタリア語では、少々刺が取れた話し方をする。
変な学び方したのか、と予想しながら、垣根も彼女の方に身体を向け、先程の言葉通り、抱きしめた。
別にいやらしい事をしている訳でもないのに、やたらと心拍数が上がる。

垣根「……」

フィアンマ「……」

垣根「…妙な時間に寝たせいで、寝れねえな」

フィアンマ「…そうだな」

垣根「………」

フィアンマ「……抱き心地は良くないだろう」

肉付きが悪いから、とぼやき、フィアンマは垣根の首元に顔を埋めた。
垣根自身の体臭と、シャンプーやボディソープの匂いが入り混じっている。
眠気がこみ上げてくる訳でもなく、フィアンマはそのままじっとして起きていた。
垣根も眠る気になれず、眠れず、起きたまま、時計の音を聞いている。

垣根「そんなことねえよ。求めてねぇし」

フィアンマ「そうか」

垣根「…お前さ、好きになったヤツって、居たの?」

初恋相手、と問いかけ、垣根はまるで逃がさないとでも言うかのように彼女をしっかりと抱きしめる。
フィアンマはおずおずと抱きしめ返し、昔の事を思い返してみた。

フィアンマ「…>>284



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