過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/10/03(水) 21:06:31.00 ID:73cci0/K0
垣根「お前の好きなジョジョの名言はなんだ?」
フィアンマ「『二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。一人は泥を見た。一人は星を見た』」
垣根「それか。扉絵のやつだよな」
フィアンマ「あぁ」
本題から逸れた問いかけに、フィアンマは躊躇せず答えた。
垣根はふむふむと相槌を打ち、その後に初めて戦争関係の事を質問した。
垣根帝督にとって、そんなどうでも良い程に、フィアンマが何をしようと関係無いのだ。
責めるつもりも、責める理由も無い。
戦争は良くない事だが、空で聞いた話によると学園都市第一位はそれで苦しんだらしいから。
自分の手を汚さずしてフィアンマに復讐してもらったようなものでもある。
だから憎む心が無いのか、と垣根はふと思う。
フィアンマから戦争の目的や流れ、最終的な勝者について聞いた垣根は、なるほどと頷いた。
垣根「世界を救う、ね」
フィアンマ「…今思えば愚かだったよ」
垣根「少数を切り捨てて大多数を取るってのは、普通じゃねえの。お前が後悔する必要あんのかよ」
たとえフィアンマが何をしても、多数の思惑がからまった時点で戦争は自然災害と同義だ、と垣根は言う。
彼にフォローするつもりは無いのだろうが、フィアンマは精神的に安息を得た。
垣根の傍に居れば、自分は傷つかず、ある程度現実から逃げる事が出来る。
フィアンマもまた、周囲が思っている程に心の強いタイプの人間ではないのだ。
フィアンマ「…風呂に入ってくる」
垣根「ん」
シャワールームに消えたフィアンマを見やり、垣根はぼんやりと思う。
フィアンマは、自分を初めて救えた人間だと言った。
自分も、フィアンマが初めて救った人間だ。
運命といった曖昧なものは否定する垣根だが、今回ばかりは何か、思惑に乗せられているのではないかと感じる。
それは、たとえば――――神様、だとか。
垣根「…くだらねぇ」
そういえば歯磨きし忘れていた、と垣根は立ち上がり、シャワールーム近くの洗面所に歩み寄った。
垣根「それにしても、男二人ってよくよく思うと華のねえ旅だな…」
>>1
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